占いで利用するサイコロとは?

占いの道具

saikoro

普段、私達が何の気もなしに使っている道具が、実は占いの道具として使えるということは稀ではありません。

時には専門的な占いの道具の代用品として用いることも可能で、使い方によって様々な用途を見出すことができます。今回紹介するのは「サイコロ」です。

サイコロとは?

サイコロは、正多面体の面に数字が書かれたもので、乱数を発生させるために使う道具です。古くは動物の骨を投じて、その上を向いてる面によって吉凶を占う方法として用いられたものが、サイコロの起源となっています。

漢字で書くと「賽子」や「骰子」と書きます。一般的には、ボードゲームや麻雀などで用い、立方体による6つの数字が書かれたものが普及しています。

中には正八面体やそれ以上の正多面体によるサイコロもあり、用途に応じて使い分けられます。日本では、サイコロを用いた賭博にも使われています。

サイコロを占いに用いる方法

サイコロは、書かれた数字をランダムに発生させることができます。その数字を占いに用います。立方体のサイコロ、つまり数字が1~6の場合、6つの選択肢から1つを選び出すことができます。

6以外の選択肢の場合、例えば少ない場合では3の場合は12,34,56で分けたり、14,25,36で分けたりすることで対応できますし、多い場合には数字に複数の選択肢を割り当て、複数回投じて最終的に6個以下の選択肢に限定することで占うことができます。似たような方法として「コイン」を用いる方法もあります。

コインに比べると選択肢を一気に限定しやすいというメリットがありますが、常にサイコロを持ち歩いているかといえば、コインほど確率は高くありません。

サイコロを既存の占いに用いる方法

サイコロは、既存の占いの道具の代用品として用いることもできます。例えば「タロット占い」の場合、一般的な方法は22枚の大アルカナ(寓意絵の書かれたカード)を用います。

これを、6までのサイコロ1個と、8までのサイコロ2個で表現することも可能です。

しかし、その場合だと1が3つ出た場合が最小の数字になり、大アルカナの3未満の数字が除外されてしまいます。

なので、一定のエリアを設け、そこからはみ出したサイコロは加算しないというルールを設けます。そうすることで、1や2の選択肢も表現することができます。

ただし、こうした使用方法の場合、元になるタロットカードの意味を覚えておかなければなりません。タロット占いの他にも、易占などにも用いることができいますが、複数のサイコロを用意していない場合は柔軟な対応が難しくなります。

まとめ

サイコロは多面体に記載された数字をランダムに発生させるための道具です。古くは動物の骨を投じた占いが原型となっています。

選択肢にサイコロの数字をあてがうことで選択肢を選ぶことができます。

複数の多面体のサイコロを用意することで、多くの占いに流用することができますが、代用する元の占いの知識を十分に持っておく必要があります。

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