世界中には数多くの占いが存在します。中には私達に馴染みのあるものと、そうでないものがあります。
知名度の高さは、メディアの露出の大小に大きく左右され、メディアの種類によって知名度に影響される世代が異なります。今回は、「ルーン占い」について紹介します。
ルーン占いとは?
「ルーン占い」とは、北欧の古代文字である「ルーン文字」を用いた占いです。ルーン文字にはそれそのものに強い力が込められており、占いだけでなくお守りとしても用いられています。
24種類+空白のルーンを合わせた25種類のルーン文字にはそれぞれに意味があり、そこから占う対象に対する意味合いを読み取ります。似たような占いに「タロット占い」がありますが、タロット占いが近い将来の出来事を占うのに対して、ルーン占いは占う対象の本来の姿や潜在的な部分を映し出すといった意味合いで用いられます。
日本では、ルーン占いよりもルーン文字のほうが高い知名度を持ちます。
これはルーン文字がファンタジーな内容のゲームや漫画、小説などに登場することが多いため、そうしたメディアを通じてルーン文字について知識を得、興味を示す人が多いからです。
ルーン占いに用いる道具
ルーン占いにおいては「ルーン文字」が重要になります。そのルーン文字を書き記した「ルーン石」「ルーンカード」などを用いる方法が一般的です。
こうしたグッズは自分で白紙のカードを用意して書き記すこともできますが、ネット通販などでも様々な商品を購入することができます。また、こうした道具以外にも、ルーン文字が描かれていない道具を用いる方法もあります。
詳しくは後述しますが、あまり一般的な方法ではなく、解釈も難しくなるので特に初心者にはお勧めできません。
ルーン占いの方法
ルーン占いを実践する方法としては、ルーン石やルーンカードを用いた方法と、木の枝を用いた方法があります。
まず、前者の方はルーン石やルーンカードを一つピックアップし、それに描かれているルーン文字の意味から占いの結果を読み取ります。ルーン石の場合は袋の中から一つピックアップし、ルーンカードの場合はタロット占いのように並べてから引き当てたりシャッフルした後に1枚引き当てる方法などがあります。
木の枝を用いる方法としては、白い布の上に木の枝を9本投げ入れ、その重なりからルーン文字を探し当てる方法です。
この場合、ルーン文字の形まですべて記憶しておく必要があり、ルーン文字の探し方も占う人によって差異が生まれやすいです。あまり初心者向けの方法ではありません。
まとめ
ルーン占いはルーン文字に込められた意味から占いをする方法です。自分の本質や潜在的な部分を売らないのに適しています。
ルーンが書かれた石やカードを用いる方法が一般的で、ネット通販で購入できます。木の枝を投じる方法もありますがルーン文字の読み取りが難しくなり、初心者向けではありません。