タロット占いとは?

西洋系占い

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日本で知名度の高い占いであれば、その多くは子供でも知っているものが多いです。ネットでも利用できるものから、本格的に職業として利用している人まで様々です。

今回は、日本で知名度の高い占いの一種である「タロット占い」について紹介します。

タロット占いとは?

タロット占いとは、文字通り「タロットカード」を用いた占いです。

一般的に知られている方法としては、タロットカードのうち、寓意絵の描かれた22枚の「大アルカナ」を用いた方法があります。

56枚の「小アルカナ」を加えたすべてのタロットカードを用いる方法もあり、少数派ですが小アルカナのみを用いた方法もあります。

占う対象は、「運命」といった抽象的なものではなく、具体的な「恋愛」や「進路」といった目的を指定する必要があります。

スプレッド

タロット占いでは、使用するタロットカードをシャッフルしてからテーブルなどに配置する必要があります。

この際の並べ方のことを「スプレッド」と言います。有名なスプレッドの種類としては、以下のようなものがあります。

○フォーチュン・オラクル・・・Vの字に7枚、その中央部に3枚を配置します

○陰陽法・・・2枚のカードを縦に配置します

○ファランクス法・・・小アルカナの人物カードを16枚のカードを4×4に配置します

○セブン・テーリング法・・・7枚のカードによる予言で、対人関係に向いた配置です

○ヘキサグラム法・・・六芒星の形にカードを配置します

○変形ヘキサグラム法・・・ヘキサグラム法を12枚に増やした方法であり、過去からの流 れを明確にした配置です

これらは一例であり、個人の好みや占いの目的に応じて使い分けることができます。

タロット占いの方法とカードの解釈

タロット占いにおいては、カードに描かれた絵柄の内容から意味から、占う目的に対してどのような結果をもたらしているかを読み取ります。

また、各カードにはそれぞれの意味がありますが、配置したカードの向きによっては逆の意味に捉える必要があります。例えば「正義」のカードの正位置の場合の意味は正当性やバランスを意味しますが、逆位置の場合だと不正や偏見といった真逆の意味になります。

常に正位置が良いというわけではなく、本来であればマイナスのイメージを持つ「死神」や「悪魔」といったカードの場合の逆位置は良い意味に捉えることができます。

カードの名称による、辞書的な解釈だけでなく、カードの絵柄から推測される解釈も織り交ぜて読み取る場合もあります。そのため、同じ結果になっても占う人によって解釈が大きく異なることがあります。

まとめ

タロット占いはタロットカードを用いた占いです。日本では大アルカナを用いたものが一般的です。運命といった抽象的なものではなく、目的を特定する必要があります。

カードには目的に応じた配置方法があり、これをスプレッドと言います。基本的にカードごとの意味を読み取りますが、カードの向きや絵柄から推測する必要もあり、人によって解釈が異なります。

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