まずは家の中心を調べます。この中心を求めることで8方位も決定できますので、1番重要な作業になりますね。
中心が間違っていたり、ズレていたりすると正確な方位が出せませんので慎重に調べてください!
風水の基本!間取り図を作成して方位を調べよう
では、早速間取り図を使って土台を作っていきましょう!
のり・ハサミ・厚紙・丁度いい大きさに拡大した間取り図のコピーを準備してください。
- 間取り図を切っていきます。切る際は外壁の枠に合わせて切りましょう。
出窓・バルコニーなどは切り落とします。
- 切った間取り図を厚紙に貼りましょう。
- 更に厚紙ごと、間取りに合わせて切っていきます。
※間取り図を厚紙に貼り付けてから切っても問題ありません。やりやすい方でどうぞ!
中心の出し方!
家や部屋は真四角やきれいな長方形とは限りません。
出っ張っていたり、欠けていたりすることも普通にあります。まずは張りも欠けもない長方形の間取り図で説明しますね。
上記のように間取り図の四隅から対角線上に線を引きます。そして交わった部分が中心となります。
張りや欠けがある場合は、その一辺の長さに対して3分の1を基準に考えます。
3分の1以下であれば張りと考え、3分の1以上であれば欠けと考えます。
いびつな形の間取りの場合は、対角線を作りにくくなりますが、別の方法で正確に中心を調べることができます。
上記①~③は完了していますね?
いびつな間取りの時こそ、この厚紙に貼った間取りの出番なんです!ボールペンもしくはシャーペンなど先の尖ったモノで中心を探します。バランスが取れてピタッと動かなくなった場所が中心です。
中心部分に位置すれば少しくらい動かしても全然大丈夫なんです。下記に写真を用意しましたので参考にしてください。ちなみにこちらの写真は、私が以前住んでいたマンションの間取り図です。
このように中心を見つけます。ボールペンの先端が指しているところが中心ですので、印を付けましょう!
ちょっと見えにくいかもしれませんが赤丸の部分が丁度中心になります。この中心部分に方位磁石を置き、実際の中心位置に立って方位を調べます。
- 中心から見て磁北を調べてください。
- そして南北の線を引きます。
- 南北線と直角に交わるように東西の線を引きます。東西南北の線が書けましたね?この十字の線を正中線と言います。
- 分度器を用意し、正中線から各15度のところに印を付けます。そうすると東西南北が30度の幅で出来上がりますね。
- 残りの部分が各60度で出来上がります。東北・東南・北西・南西の部分です。
東西南北は30度幅、東北・東南・北西・南西は60度幅となり、8つの方位が完成します。
風水では、この方位の考え方もいくつかあるようで…。正中線から45度ずつ取っていき、全ての方位が同じ幅になるという考えも存在しています。
私が最初に出会った風水が東西南北30度としての考えだったため、その方法が身に付いている関係上、私が紹介する風水は8つの方位が異なるタイプ(30度・60度)で実践したものになります。
注意事項
方位磁石は電化製品の影響を受けることがあります。
正確な方位が測れない可能性を考慮し、計測する際は念のため電源を切ることをオススメします!